[進行形コラボレーション展覧会]
櫻井 類 と オマルトヴェンザー の 組体操
Gymnastic formation by Sakurai Rui and Omult.Venzer
とかく絵描きは難しい。彼らは常に“慣れ”からの離脱を望む。あるものはコントロールされた線を嫌うし、あるものは故意に視覚を遮り、またあるものは身体的偶発性を求めキャンバスに体当たりする。絵を描くためなら負荷を厭わない、というよりむしろ進んで負荷を課す。ならば積極的に邪魔する他者があったら…?
それって、どうなるんですか?
会期 3/25 sat - 4/23 sun 12:00~18:00
会場 バイソンギャラリー|BAISON GALLERY
兵庫県神戸市兵庫区梅元町16ー39
>>> BAISON Instagram
描く人:櫻井 類|SAKURAI Rui
画家 / アーティスト
絵を描く中で、描きたいものと描けたもののズレや、手の動きが画面に痕跡として残ることに面白さを感じたことから、身体的な手法を用いて描く。同時に色彩を多用し、イメージと痕跡のあいだを行きつ戻りつしながら絵画を制作する。またライブペインティング / パフォーマンスを行う。近作では「人が作ったものが何かを語りうる」ということをモチーフに、相貌(顔)の絵を描いている。主な個展に、galerie16(2016-2021)、ギャラリー島田(2016,2017,2019,2021)、岐阜現代美術館(2019)など。
邪魔する人:Omult.Venzer|オマルトヴェンザー
「遊びの延長」が理念。「もの作りは生活を豊かにするための根源的な遊びである」との考えから、日常への目線をユーモラスに表現した作品を製作する。
photo by Mizuki Sakurai